ブックは目の前のシーツに包まれた物体を向かって言った。
「起きて下さい。もう、お昼ですよ」
「あと、ごふん〜♪」
 いつもの返事が返ってきた。これで、4回目である。30分間これを繰り返し無いとおきない。毎日毎日これの繰り返しである。
「はあ〜」
 シャイアラさんは、この寝起きの悪さと、我儘なところと、高慢なところと、怠け者なところさえ治ればいい人なのにと思いつつ、治ったら別人ですよねと思うブックであった。
 しかし、これでは埒が明かない。それに、今日は、ドナードさんのところで貴重な本が見つかったので、早く読みたいのだ。
 仕方がない。今日は強硬手段をとろう。シャイアラを包んでいるシーツの端をもち、思いっきり引っ張った。これなら、おきるだろう。
 …………。
 なんで、今日は裸で寝ているんです!? シャイアラさん!!
「ううっ〜♪」
 そんなブックの声の叫びを聞いたか聞いてないのか、シャイアラは悩ましい声をあげながら身をよじる。
 綺麗ですね。
 きらきら光る柔らかそうな長い髪、極め細やかな肌、さほど大きくないが整った形の胸、お尻から足へのラインも優美である。
 ごくり。あそこがどんどん固くなっている事がわかる。
 いけません。ボクはグラスランナーで、シャイアラさんはエルフなんですよ。
 このままでまずいと思ったブックは部屋から出ようと後ずさりしはじめた。
 しかし、ブックの願いは叶えられることは無かった。
「うっ、ブック。おはよ〜♪」
 目をごしごししながらシャイアラは身を起こす。
 なんで、こんな時、目覚めるんですか!?と、自分で起こしておきながら、自分勝手な事を思いながらブックは固まってしまった。
「ん? どうしたのよ?」
 ブックの返事がないで、じーとブックをみるシャイアラ。どんどん意識がはっきりしていって、ブックの股間が大きなっているのを気づく。そしてから、自分が裸であることに気づく。
「ブックのえっち♪」
「違います!! シャイアラさんが自分で裸で寝ていて、ボクは起こしただけで、これは自然現象で事故で天災なんです。それでは、失礼します!!」
 混乱して訳分からない事を口走りつつ、大急ぎにドアの前に行ってノブに手にかけるブックの耳元にシャイアラが囁く。
「待ちなさい。このままで行ったら、悲鳴上げちゃうわよ」
「え!?」
 ブックは驚いて振り返ると、シャイアラはまだベッドの端に腰掛けている。そう、ウィンドボイスを使ったのだ。
「いらっしゃい♪ あなた、そのままじゃ苦しいでしょう?」
「しかし、でも……」
「いいから、きなさい」
「……はい」
 チャームがかかったようにブックはベッドのそばに戻る。
「アタシは、綺麗?」
「はい。綺麗です」
「ふふっ、ありがとう♪」
 シャイアラは艶やかに微笑み、ブックを抱き寄せ、唇を重ねる。
 最初は身を固くしていたブックも、シャイアラの舌を受け入れて舌同士を絡ませている間に徐々に緊張を解き、身を任せるようになった。十分にブックの味を楽しんだシャイアラは唇を離す。透明な糸が二人の唇の間をつなぐが、すぐ、切れる。
「どう?」
「……気持ちよかったです」
「ふふっ」
 陶然としているブックを満足げに見ながらシャイアラは、ブックのズボンに手をかけた。
「やめてください!!」
「ここまで来てやめるの?」
 夢見心地な状態から一気に現実に引き戻されたブックは必死に抵抗するが、シャイアラは器用にズボンを下にずらす。
「…………」
「…………」
「…………大きい」
 シャイアラが見たのは、その小さな身体に不釣合いなほど大きいブックの逸物であった。
 思わず絶句したシャイアラは、ブックが必死に手で隠そうとして隠しきれないモノを凝視してしまう。
 しかし、すぐ我に返ったシャイアラは満面の笑みを浮かべる。
「凄いじゃないの?」
「…………はい」
「その手をどかして」
「…………」
「その手をどかしてと言ったでしょう?」
「…………はい」
「いい子ね」
 ブックがおずおずと命令に従って手をどかした場所をシャイアラは触る。
「あぁっ」
「大きいし、熱いし、脈だっている。本当に凄いわ」
 手に伝わる感触とブックの喘ぐ姿を見て、徐々にシャイアラも息を荒くしていく。
「ねぇ、舐めていいわね?」
「えっ、どこをですか?」
「決まっているでしょう? ここよ」
 と、ぎゅうとブックの逸物を握る。
「あうっ〜。……お願いします」
「ふふっ、じゃあ、ここに座って」
「…………はい」
 ブックはシャイアラと入れ替わるようにベッドに座る。その前に、シャイアラは跪く。
「いただきます♪」
 逸物を軽くつかみ、アイスクリームを舐めるように全体をぺろり。
「ああぁ」
 初々しく喘ぐブックを気を良くしたのか、ニンマリ微笑んで本格的に舐め始める。
 最初は先端を集中的にせめ、そして、エラの裏をほじくるように舐める。その間も、手は休まずふにふにとタマに刺激を与え続けている。
 まだ、どんどん大きなっているわね。
 熱い逸物を感じながら、シャイアラは自分のあそこがぬれ始めていることに気づいた。
 そのせいか、ますます執拗になり、竿も丁寧に顔を前後させ全体を舐める。
「あぁ〜。シャイアラさん、すごいです。もう、だめです。出そうです」
「我慢しなくてもいいわよ。アタシの口の中で出してちょうだい。アタシが飲んであげるわよ」
 ブックが我慢できないのかうわごとのように限界を告げるので、ぱくっと口に逸物をくわえるシャイアラ。そして、頭を前後に動かし始める。
 その気持ちよさに我を忘れたブックはシャイアラの頭をつかみ思いっきり前後させ、シャイアラの口やのどを蹂躙する。
 シャイアラは眉間に皺を寄せるがそれを受け入れる。
「うっ」
 その呻きを合図にブックが思いっきり腰を打ちこむと、シャイアラはのどの奥で熱いものを感じた。
 どくんどくん。
 信じられないほどの量の白い液が湧き出て、シャイアラが一生懸命に嚥下していっても、口の端からたれてくる。
「あっ、すいません」
「きゃあ」
 その様子に気づいたブックは慌ててシャイアラの口から逸物を引き抜いたら、まだ、出ていたので、白い液がシャイアラの顔や髪や胸など身体にかかってしまった。
「意外と、乱暴なのね」
「シャイアラさん、すいません」
 にっこり微笑んでいるシャイアラにブックは顔を真っ赤にしながら謝る。
「いいわよ。あなたの美味しいから」
「…………あう」
 自分の身体に付いた白い液を指でこそぎ取り、それを舐め清めるシャイアラを見て、さらにブックは赤くなってしまう。しかし、その股間にあるものは萎えるどころかますます元気に立っている。
「まだ、大きいままね」
「…………すいません」
「いいわよ。アタシもやりたいし。ほら」
 立ち上がり指で自分の秘所を開いて、ブックに見せる。
「濡れているでしょう? あなたのを舐めていたら、感じちゃったのよ」
「…………はい」
 シャイアラのそこは、彼女の言うとおりしとしとと濡れており、ブックは思わず凝視してしまう。
「見ているだけじゃなくて、触ってちょうだい」
「…………はい」
 ぺちゃ
 ブックは素直にシャイアラの秘所を触る。
 そこは熱くべちょべちょだ。
 何気なく、もう立っているクリトリスを指ではじく。
「きゃああ」
 それで軽くイッたシャイアラはブックの頭に抱きついてしまう。そして、そのままの姿勢でブックの耳元に息を吹きかけるように囁く。
「いきなりすぎ……」
「す、すいません。シャイアラさん」
 耳もかんじます。新しい発見をしたブックはどきまぎしながら謝る。
「もう、我慢できない」
「…………えっ!?」
 シャイアラはブック押し倒すと、またがるようにベッドに座る。そして、ブックの逸物に手をそえ、自分の秘所に導きながら腰を下ろす。
 くちゃと、音を立てて逸物が秘所の中に入る。
「あっ!!」
 入れたときも軽くイッたシャイアラの秘所は強く締めて逸物をさえぎる。しかし、シャイアラは少しずつ腰を動かすと、固い逸物は強引に秘所を分け入って奥へ向かう。そして、逸物が奥まで入りきると、シャイアラは溜めていた息をゆっくり吐き出す。
「ブックのが、お腹いっぱい」
「シャイアラさん、気持ちいいです」
「アタシもよ。動くわね」
「はい」
 そろりそろりとシャイアラは腰を動かし始める。
「ああぁーーん」
 最初はぎこちない動きだったが、愛液とカウパー腺液が入り混じった液体と、シャイアラにあわせて動き始めたブックの動きが合うようになってから、滑らかに動くようになった。
 余裕が出てきたブックは目の前で弾むシャイアラの胸をつかむ。
「!!」
 一瞬、シャイアラは動きを止めてしまう。
「す、すいません」
「いいから、揉んで、お願い!」
 ブックは言われたとおり、腰を動かしながらシャイアラの胸を揉む。ブックの手にちょうどいい大きさと形で胸で、揉み心地が素晴らしい。シャイアラも感じているらしく、もまれるたびにピクピク反応している。
「もう、だめ!! アタシ、もうイクわ!! ブックもイって!!」
「は、はい、分かりました」
 ブックは腰をぐいっと押し上げると同時に、胸を思いっきり握る。
「ああっーーー、イッちゃうーー!!」
 逸物をぎゅうと締め付ける。その快感で逸物は弾ける。
「あ、あついよー。いぃー」
 どくんどくん。
 灼熱の白い液はシャイアラの子宮を満たしていく。それを感じながらシャイアラは身を反らす。
 ぼこぼこ。
 秘所に入りきれなかった白い液は音を立てながら秘所と逸物の間からあふれ出す。
「はあー」
「はあはあ」
 イッた後、気が抜けたシャイアラは、荒い息をしているブックの胸に倒れこむ。
「はあはあ、中に出しちゃってすいません」
「いいわよ。今日、安全日だし、それに、アタシたち、種族が違うでしょう?」
「でも、万が一と言う可能性が」
「もう、うるさいわね」
 唇を重ねて黙らせるシャイアラ。最初は乗り気じゃなかったブックもどんどん積極的になって、舌を絡める。今度は二人とも互いの唾液を十分味わってから、唇を離す。
「もう、やる気がでたの?」
「……すいません」
 キスをしている間に、シャイアラの中にいた少しは縮んでいた逸物がまた大きくなっている。
「いいわよ。やりましょう。それに、いろいろ教えてあげる」
「はい、ありがとうございます」
 次の日が昇るまで、嬌声がこの部屋から絶えることはなかった。
 そして、ブックはいろいろ学習する事が出来たのである。

動画 アダルト動画 ライブチャット