「ねぇねぇ」 
「あ〜?」 
「>616と>618とが、『サンプル人狼たんマダー?』とか『サンプル魔物使いマ 
ダー?』とか言ってるけど」 
「ああ」 
「次はサンプル人狼×サンプル魔物使いの百合モノになるのかなぁ?」 
「ほほう、するとこういう感じか? 
『全く、人間社会で行動するなら定職にくらい就いておきなさいよ。信用って 
ものが違うんだから』 
『ゴメンにゃわん、まもちゃん〜』」 
「ちょっと待った。まもちゃんって誰」 
「強化人間がきょうかちゃん、魔剣使いがまけんくん。魔術師をまーちゃんと 
でもするなら、魔物使いはまもちゃんだろう?」 
「なるほど。じゃあ人狼はじんちゃん?」 
「人造人間の方がじんくんになるだろうから、人狼はろーちゃんでどうだ」 
「あ、そうだね。人造人間の方をげんちゃんにするとピンとこないし」 
「他にも転生者のてんくんとか、陰陽師のおんちゃん。使徒のしーくん」 
「うんうん」 
「吸血鬼のきゅ〜ちゃん♪」 
「歌うな歌うな!」 
「でもって続きだ。 
『警察に捕まったって聞いたときにはヒヤヒヤしたわよ。たまたまてんくんが 
勤めてるトコだったから融通が利いたけど・・・』 
『だからゴメンってば〜』」 
「ふむふむ、風来坊ってことで怪しまれたろーちゃんの身元引受人として、て 
んくんの計らいでまもちゃんが呼ばれたって感じのシチュエーションだね?」 
「そんなとこだ。 
『ま、結局こうして解放されたわけだし、お陰であたしもてんくんに会えたん 
だから、よしとしてあげるけどね』」 
「あれ? 魔物使いって、転生者ラヴなの?」 
「まあ話の都合上。 
『でも定職になんか就きたくないにゃわん〜。あちしはいつだって好きなとき 
にまもちゃんに会いたいんにゃわん〜。まもちゃんだって、てんくんだって、 
先生とかお巡りさんとかやってるから、お互い、あんまり会えなくて寂しいっ 
て、よく言ってるにゃわん〜』」 
「ふむふむ。教師とか警官とか、お堅い職業に就いてる上に、ウィザードとし 
ての活動もあるから忙しくてあんまり会えない恋人同士。それに対して、彼女 
の方の親友が、二人のすれ違いにやきもきして心配しているって図式かな?  
人狼のろーちゃんは自由気ままだから、そんな不自由な恋路が理解できなくて 
イライラするのかも」 
「そして人狼は、魔物使いの胸元に、ぱふっと顔を埋める。魔物使いはびっく 
りして、 
『な、何よ?』 
『・・・・・さみしがってるカラダのニオイがするにゃわん。ゆーべも自分で 
なぐさめてたにゃわん?』 
『な、何を言うのよ、いきなり!?』」 
「わあ。えろぱろらしくなってきてしまった」 
「人狼は潤んだ瞳で魔物使いを見上げて、 
『あちしのほーが、てんくんなんかよりもずーっとずーっとまもちゃんが好き 
にゃわん。あちしなら、まもちゃんを一人になんてしない!』 
 人狼は“対抗”タイミングで《獣化》を発動、魔物使いを押し倒す」 
「警察署の前で!?」 
「・・・魔物使いの自宅・・・いや、その辺の公園の茂みの方がいいか。人狼 
だからアオカンに抵抗はないだろうし」 
「まもちゃんの方は抵抗あると思うけど」 
「しかし魔物使いは行動値も筋力も圧倒的に人狼を下回る。ウェポンフォーム 
の発動タイミングは“通常”だし、そもそも回避値には影響しない。14に上 
昇した人狼の命中値に、闘気込みで回避値9の魔物使いが避けられるはずもな 
く、魔物使いは人狼にあっさり組み敷かれるわけだ。 
 更に人狼は、タイミング“常時”の《獣爪》で魔物使いの、胸元しか覆って 
いないような上着と、ぴったりしたズボンとを引き裂く」 
「うわ、ハードな展開」 
「唾液にぬめる人狼の熱い舌が、獲物に喰らいつく獣の吐息とともに魔物使い 
の全身を這い回る。親友だと思っていた娘の強い想いに気圧されて、魔物使い 
はろくに抵抗もできない。魔物使いの脳裏に恋しい男の面影がよぎるが、それ 
も一瞬のこと」 
「えと、ええと、ここでパトロール中のてんくんが、たまたま二人を見つけて 
間に割って入ったりしない?」 
「ほほう、そういうド修羅場がお好みか?」 
「ああっ、救済策にならないっ。 
 とにかく、そーゆー強烈のじゃなくて、もっとこう、ほのぼのした、らぶら 
ぶした、ええと・・・」 
「ふむ。 
『ばかなコね。ろーちゃん・・・・・』 
 激情にかられた人狼が、ふいに理性を取り戻すほど、それは優しい囁き。 
 犯されているはずの魔物使いが、何故こんなにも愛しげな微笑を浮かべてい 
るのだろう? 
『あなたのこと、親友だと思っていたのに』 
 人狼の背後に現れる、クワガタタイプの魔物。二本の角を振り上げて、魔物 
使いの上からガッと人狼を振り払い、近くの木の幹に縫いとめる。 
 魔物使いに対して背中を向けるかたちで拘束された人狼は、不自然な姿勢か 
ら無理矢理ふりむいて言う。 
『ま、まもちゃん!? 何をするにゃわん!?』 
『親友だと思っていたかったのに・・・・・あなたもあたしの生徒になりたい 
の? てんくんのように』 
 魔物使いはゆっくりした手つきで丁寧に人狼のズボンを下ろしていく。全部 
は脱がさず膝の辺りで止めておいて、足の動きを束縛する。 
『教えてあげるわ、こういうとき、どうしたらいいのか。どうしたら、相手を 
気持ちよくしてあげられるのか』 
 妖しく動く指先が、人狼の腰を、そしてお尻を、順になぞっていく。 
『ま、まもちゃん・・・許して、謝るから、許して・・・・・』 
 攻守は完全に交代。怯える人狼の耳元に、そっと息を吹きかけて魔物使いは 
言う。 
『うふふ・・・まもちゃんの個人授業、レッスン1よ』」 
「は、話が違うっ! だからこう、もちっとほのぼのらぶらぶと・・・」 
「ここでパトロール中のてんくんが、たまたま二人を見つけて」 
「このタイミングでかいっ!?」 
「魔物使いはにっこり笑って転生者に命じる。 
『あらちょうどよかった、てんくん。この間の復習よ。指だけでろーちゃんを 
イカせてみせなさい』 
『はい、先生』」 
「こ、恋人同士じゃなかったのぉ〜?」 
「恋人同士だ。ただし、Hのときは先生と生徒だ。大体そんな感じ」 
「どんな感じだ」 
「エロまんが日和〜」 
「だから歌うなー!」 
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