時は、まだ王国とヤマト国が争っている時代。前線での戦いが激化しだした時代……。
一人の女暗殺者が、ある極秘任務を受けてヤマト国の城へと潜入していた。
任務の内容は――ヤマト国の王、天下人 紫炎の暗殺。
「フン、殺すなら殺しなさい……でも、紫炎はもう死んだ」
女暗殺者は羽交い絞めにされながらも気丈に言った。
無事城内へ侵入できたものの、紫炎暗殺の直前に女忍者ヤエに見つかって戦いになった。隙を見て紫炎は殺せたが、ヤエに捕まって今に至る。
「それはどうかしら……?」
「なにッ?」
そう言われて女暗殺者は改めて紫炎だったものを見た。自分が記憶している紫炎の情報と見比べれてみる。
「紫炎……じゃない? 偽者……!?」
「そう、影武者。殿はあちらにいるわ」
女暗殺者が見た先には、紛うことなき紫炎がいた。
「ほう、まだ若いな。その若さでワシの首を取ろうとは、なめられたものだ」
「紫炎……!」
「さて、いくつか聞きたいことがある。王国の機密情報だ。それさえ教えてくれれば、生かして帰してもよいが」
紫炎は女暗殺者へと近づきながら言った。
「冗談。それを教えて本当に帰してくれたとしても、今度は王国から裏切り行為として、私だけじゃなく、一族全員が殺されるわ」
女暗殺者はギリギリまで紫炎を近づけようと大人しくしていた。怪しまれないよう時おり抵抗する。
「ふむ……それは困ったな」
紫炎がさらに近づいた。その距離は、女暗殺者の間合いである。
「……ところで、私がなんて呼ばれているか、教えてあげましょうか?」
女暗殺者がそう言うと、右手から炎が燃え上がった。
「きゃあっ!?」
突然の炎にヤエは反射的に身を引く。
「“炎の女暗殺者”よ! 覚えておきなさい!」
女暗殺者は燃え上がる右手を前に出し、紫炎へと駆ける。
「ほう、素晴らしい炎だ。だが――」
紫炎は顔色一つ変えず佇んでいた。そして右手が紫炎に届くかという瞬間、女暗殺者の動きが突然止まった。
「……ッ!」
否、止められた。女暗殺者の各急所に、五人の色物忍者の刃が添えられている。
「まだ、護衛がいたの……」
女暗殺者の動きは完全に止められた。少しでも動けば、即斬られるのは目に見えている。
「なかなかよい炎だが、ワシの名は紫炎。炎には、少しばかり耐性があるぞ」
紫炎は左手でまだ燃えている女暗殺者の右手首を掴むと、熱がる様子もなく力を入れた。
「ぐっ……!」
女暗殺者は痛みで集中が解けたのか、右手の炎は消えてしまう。
「ふふ……」
紫炎はそのまま女暗殺者の陰部へと手を伸ばす。
「ひあっ……!」
「どうか王国の機密を教えてくれないかな……?」
紫炎の指はせわしなく動き、女暗殺者の股を濡らしていく。
「な、にを……あっ!」
女暗殺者は抵抗しようとするが、今まで感じたことのない感覚に戸惑い、意識がもうろうとする。しかし、そこは選び抜かれた殺しのプロ、なんとか意識だけははっきりとさせる。
それに気づいたのか、紫炎は指の動きをいっそう激しくする。クチュクチュと粘り気のある水の音が部屋に響く。
「やっ、あ……! やめ……てっ……!」
意識が体の快楽を抑え切れない。前かがみになり、涙を流しながら紫炎を見る。
「なかなかいい顔だ。あまり使っていないようだが、処女か?」
「なにを……はぅ! あっ、やっ……」
女暗殺者は自分の足では立っていられず、紫炎に抱きついた。五人の色物忍者は今の女暗殺者では紫炎に危害を加えることはできないと判断してか、なにもせずただ見ている。
「ダメッ、なにか……く、る……」
その言葉に、紫炎の指の動きはよりいっそう細かくなり、激しくなる。
「あ……やあ……アアアアァァァァァ!!」
女暗殺者は身をのけぞり、絶頂へと達した。体中に力が入らなくなり、ずるずると座り込む。汗と汁が畳に染み込んでいく。
「さて、なにか話す気になったかな?」
紫炎はふやけている右手を舐めながら言った。
「そ……それは……」
女暗殺者は肩で息をしながら、絶頂の余韻を抑えていた。
「……言えない」
「……そうか」
残念そうな顔で紫炎は言った。そして五人の色物忍者に首で合図を送る。
「えっ、ちょ……なにするの!?」
五人の色物忍者は女暗殺者を仰向けにし、両手足と二の腕を押さえる。
「ならば、いやでも教えてもらおうか」
そう言うと、紫炎は大股を開かれあらわになっている女暗殺者の下ばきに手を触れた。それは汁でべっとりと濡れ、その先にある秘所が透けて見える。
「や……あん」
女暗殺者は少し震える。一度絶頂に達し敏感になっているそこは、指を押し当てているだけでみるみる沈んでいく。
それを確かめると、紫炎は自らの猛々しい男根を取り出す。
「ひっ……!」
始めて見る男性器に驚き、女暗殺者は恐怖する。紫炎はゆっくりと男根を女暗殺者の膣(なか)へと侵入させていく。
「いや! ムリ! ム……あ、あぁ……が……!」
プチプチと処女膜が破られていく。女性器から垂れる血とともに、激痛が走る。
半分ほど入って、紫炎は動きを止めた。女暗殺者は突如訪れた休息に驚きながらも、荒く息を立てる。
しかし、それは一瞬だった。紫炎は一気に力を入れ、女暗殺者を貫く。
「がっ……! かはっ……あ……」
熱くたぎるそれを急に体の一番奥にまで入れられ、女暗殺者は泡を吹きながら失神した。だが絶え間なく続く躍動に、再び意識が戻される。
「ひっ……あ! や、ああ!」
「っ……さすがにきつい、な」
紫炎は少し辛そうな表情を浮かべつつも、腰の動きは止めない。むしろ早くし、滑りやすくする。
快楽をまだ知らない、苦痛の声が部屋に響く。血と汁が混ざり合い、紫炎のモノの出入りを容易にする。
「い、やぁぁ……! も、う……やめ……あぁ!」
「だったら……分かる、な……?」
「それ、あ……ああ……はぁ……」
女暗殺者の声は体中を駆け巡る不思議な感覚に遮られ、意識が混濁する。
「ダメッ……また……くる……!」
「ワシも……! いくぞ!」
「ひっ……また、い……アアアァァァアアアア!!」
膣に入っている紫炎の男根が小さく脈動し、熱い液体がばら撒かれる。紫炎自身も身震いし、しばし絶頂にしたった。
「殿ぉ……わたしにも、殿の摩羅(まら)をぉ……」
紫炎が女暗殺者の膣から出ると、ヤエが自慰しながら淫らに言った。
紫炎は一度女暗殺者を見る。女暗殺者は二度の絶頂に疲れ果てて痙攣している。意識があるかどうかも疑わしい。
「そうだな……では、まずはこれをきれいにしてもらおうか」
そう言うと紫炎は未だ高々とそびえている男根をヤエへと向ける。ヤエは這いながら紫炎の元へいき、紫炎のモノを愛撫する。
「んむ……はぁ、はむ……んん」
ヤエは必死に紫炎のモノを舐め回しながらも、右手は常に自らの陰部をいじっている。
「ふむ、頃合いか……さて」
ある程度その行為を見守ってあと、紫炎は仰向けになってヤエを持ち上げた。
「あとは自分の好きなようにしろ。許す」
そう言うと、紫炎はヤエから手を離す。ヤエは妖艶とした眼差しで、ゆっくりと腰を下ろし、紫炎のモノを入れていく。
「ああ……あ、ん!」
ヤエはのけぞりながら、紫炎のモノを全て受け入れた。その顔は快感にふけっている。自ら腰を動かし、快楽をさらに高める。
「殿、少々またぐことをお許し下さい……」
「サスケか……まぁいい」
色物忍者の一人、サスケは紫炎のちょうど顔の真上に立ち、夢中で腰を振っているヤエを見る。
「ヤエよ、多少なりとはいえ、殿に危険を及ぼしたこと、許されることではない。仕置きが必要だな」
そう言うとサスケは自らの男根を取り出す。
「は……あ……? むぐっ!」
サスケはヤエの口に無理やり男根を入れる。ヤエは一瞬驚いたが、それも喜びながら出し入れする。
「サスケよ、よがっているぞ。これでは仕置きにならんのではないか?」
「そうですね……少々使いすぎましたかな。仕方ない、黒い(ブラック)忍者」
「御意」
サスケがそう言うと、黒い忍者はおもむろに自分のモノを出し、ヤエの菊座へと挿入する。
「んっ、んんーっ! んぐっ!」
ヤエは前と後ろから入れられ、失神しそうになる。しかし、次第にそれも快楽へと変わっていく。
「す……すご……い」
女暗殺者はヤエの行為をぼんやりと見ていた。あんなものが本当に入るのかと、自分の体で想像する。
「さて、休憩は終わりだ」
しかし、その思考は途中で止められる。色物忍者の一人がすでに自分のモノを出し、女暗殺者へと手を伸ばす。
「いやっ……もう、いや!」
女暗殺者は逃げようと後ろに後ずさるが、色物忍者はその細い足首を掴み、自分のもとへと引っ張り寄せた。
立ち上がるとまだ幼さの残る女暗殺者をひょいと抱き上げ、ゆっくりと自分のモノで突き上げる。
「ひっ……い、あっ! ああ!」
再び自分の中へになにかが侵入する痛みと快楽に、女暗殺者は狂いそうになる。
「白い(ホワイト)忍者よ、さっきこいつはヤエを恍惚に見ていたぞ。もしかしたら自分もやってほしいのかもな」
「そうかもな……よし、赤い(レッド)忍者、やれ」
女暗殺者の後ろから、赤い忍者が菊座に男根を押しつける。
「いやっ! ダメッ! それだけは本当にムリ! ムリだから……あ、ああ、あが……!」
女暗殺者の叫びも虚しく、赤い忍者の男根は少しずつ侵入してくる。かなりきついのか、入れている赤い忍者自身も辛そうだ。
「あ……ダ、メ……いぐ……また、イクゥゥゥウウウウ!!」
白い忍者と赤い忍者のモノを同時に入れられ、女暗殺者は一人絶頂に達した。
「一人でいってしまったか……だが、まだまだこれからだぞ!」
白い忍者と赤い忍者は腰を振り、時には同時に、時には別々に女暗殺者の膣を犯す。
「い、やぁぁぁ! イッたばか、り……なのに……ああ! ダメェェェエエ!」
女暗殺者は何度も絶頂へと達し、そのたびに失神しそうになる。しかし、休むことなく続く上下運動に意識を失うヒマもない。
さすがに疲れたのか、白い忍者は仰向けになった。だが一向に腰の動きは止まる気配がない。
「どうだ? 話す気になったか?」
色物忍者の最後の一人が女暗殺者の前に立ち、落ち着いた口調で聞いてくる。
「ああ……あ、ん……は、あぁぁぁ……」
しかし、女暗殺者の目はすでに正気を失い、もはやその質問に答えれる状態ではない。
「青い(ブルー)忍者よ、もうなにも話せんようだ」
「……そのようだな。ならば、その口にもう用はないか」
そう言うと青い忍者は自分の男根を女暗殺者の口に押し込む。
「んぐっ! んんっ、ん……」
初めて味わう男のモノに、女暗殺者は戸惑う。独特な臭いと形、熱く長いそれをくわえているという羞恥心が込み上げてくる。
だがその感情も、次第に快楽に押し流される。
「向こうも盛り上がっているな……では、そろそろいくか!」
紫炎はそう言うと、腰の動きをよりいっそう早くする。それに呼応して、五人の色物忍者たちの動きも激しくなる。
「ん、んんん……ん」
「んん……ん、あ……ああ……」
『アアアアァァァァァァアアアア!!』
女暗殺者とヤエが同時に絶頂へと達した時、紫炎と色物忍者たちも自分のそれを爆発させた。白濁色にまみれ、女暗殺者とヤエはその場に倒れ伏す。
それから数日後の夜――。
「殿。一つご報告が」
「なんだ」
「先日捕らえた、あの暗殺者ですが……」
「おお、あのあとなにかしゃべったか?」
「いえ……それが、自ら舌を噛み切り、自害いたしました」
「……そうか」
「いかがいたしましょう」
「塚を作り、丁重に葬ってやれ」
「はっ……」
サスケは返事をもらうと、スッと音もなく消えた。
部屋に一人残った紫炎は深く息を吐く。そして夜空に浮かぶ三日月を見た。
「今宵の月は、まるで炎のように紅い、な……」
そうつぶやくと、紫炎は部屋を出た。
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