「くらえ柊力!」
柊蓮司はなかばヤケ気味にそう叫んだ。
「え?………うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
柊力の影響でズボンを足首まで下げられたレンが叫ぶ。
フリルのついた水色のショーツが丸見えになる。
「あらあら。男装の麗人のわりに可愛らしいパンツですね」
アンゼロットは紅茶をすすりながら、のほほんと言った。
「ヤダ!蓮司君見ないで!」
ズボンを上げようとかがんだその瞬間、レンはズボンに足を取られて前のめりに転倒した。
引き締まったヒップが高く突き上げられ、まるで誘っているかのようだ。
「やぁ…!ちょっと蓮司君。向こう向いてってば!」
レンは必死に起きあがろうとするが、なぜかできない。
「レンさん。今朝その辺に超強力瞬間接着剤をこぼしてしまったので気をつけてくださいね」
アンゼロットは楽しそうに言った。
「そんなバカな!」レンは必死にもがくがその体はしっかりと床に接着していた。
「さすがは柊力。ズボンを下げるなんて朝飯前ですね」
「……ずいぶん余裕だな。アンゼロット?」
アンゼロットは柊がニヤリと笑うのを見た。
次の瞬間「日ごろの恨みだ。食らいやがれ!スカート下げ!」
アンゼロットが反応するより早く彼女のスカートがパサリと床に落ちた。
「きゃーーーーーーーーーーーーーーー!」
アンゼロットはとっさに床に座り込む。
「その歳でくまさんパンツかよ。お子様」蓮司がぼそっとつぶやく。
アンゼロットの顔が真っ赤に上気した。
「ひ、柊さぁん!」
可愛らしい顔は羞恥と怒りで赤く染まり、目にはうっすら涙を浮かべている。
「抵抗するとパンツも下げるぞ?」蓮司の言葉にアンゼロットの動きが止まる。
「パンツを下げたら地獄に落とします」
「残念だったなアンゼロット。この部屋はもう柊空間にとり込んだ。
今やお前はのレベルは0まで低下。いやむしろイノセントレベルだ」
「そんな…嘘。ア、アンゼロットビーム!」究極魔法を唱えるが発動しない。
「これで分かったろ?今のお前はか弱い女の子なんだよ」
「私を…どうする気ですか…?」
「安心しろ。犯したりはしない。たっぷりいじめるけどな」
「イヤ…やめて…許して」
アンゼロットはへたり込んだままで後ずさりする。
「ダメだ。日ごろの恨みを今日晴らす」
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