「麗しき処女よ………我が元へと来ると良い……」 
アヤカシがそう言って、アスカに逆らいがたい言葉を言う。 
「処女……あなた達そういうのが好きなの?」 
「この薄汚れた町で純潔の処女だという事が珍しい…我もそれを欲している……」 
「奴の言葉に耳を貸すな!」 
カイルがそう叫ぶが、アスカの耳にそれは届かない。 
「そうだ……御主の命は私にささげる……」 
「彼氏いない暦1×年で悪かったわねェェェェ!」 
叫び声をあげてアスカがBMを準備する。 
「気になる奴は剣にバディを仕掛けてそれにしか話さなくて、最低限の 
 どんかんで………完全な純潔が良いなんて!!!このやろぉぉぉぉぉぉぉ!」 
BMの銃弾がうなりアヤカシの体を貫いた。 
『娘?』 
クロイツェルが恐怖の為にアスカに質問を投げかける。 
「なんでしょうか?クロイツェルさん」 
笑いながら言うアスカにクロイツェルはびくっとした時に、カイルが聞く。 
「その好きなのって誰なんだ?」 
「わからないんですか?カイルさん……」 
そう言って、カイルを押し倒す。 
「私が好きなのはカイルさんです」 
そう言って、アスカはカイルのほっぺたにキスをする。 
「まっ待てッ!いくらなんでも………」 
「はずからしがらなくても良いんですよ……」 
「クロイツェル!何か……」 
『恋愛の関係は二人っきりで話す事にある。老人はしばし引かせてもらおう』 
そう言って影の中に消えるクロイツェル。 
「こら待て!!」 
「カイルさん……私の全てを見てください……」 
そう言って、ブラックハウンドの制服を脱ぎ始めるアスカ。 
「やめろ!」 
そう言って、ほっぺたを強く叩く。アスカは正気に戻って、ようやく自分が何をしているのか理解する。 
「ごめんなさい………」 
そう言って、服で自分の上半身を隠す。 
「でも好きなのは本当です……」 
そう言ってアスカは顔を朱色に染めた。 

ブラックハウンドの服を着なおして、アスカはカイルに向き合う。 
「やめとけ」 
そう言って、カイルはくるりと後ろを振り向く。 
「………そう、ですか……」 
涙、アスカの目にはうっすらと涙が浮かんでいる。 
「無口で、無愛想で、人付き合いの悪い奴だ。付き合っても良いことは無い……」 
そう言って、歩こうとする。 
「でも……何度も助けてもらって……そのお礼がしたいんです」 
そう言って、カイルを後ろから抱きしめる。 
『カイル、か弱い乙女を泣かすものではない』 
クロイツェルに言われ、カイルは仕方なく、アスカの方を向く。 
びくびくと震えながら、アスカはカイルにキスをした。 
カイルは黙ったまま、アスカのかほそい体に手を回す。 
暖かい。クロイツェルやアルドラと違い、暖かさを感じる。だが…… 
そっと、アスカの体を離す。 
「……悪いが次の仕事があるんだ……。また会えたらな」 
「そう……ですか。わかりましたでも…」 
涙を拭いて、アスカが答える。 

手をつないで歩く男女。一人はチャクラに一人はイヌ。 
常春にして背徳の町、トーキョーN◎VA。 
これは、そこに咲いた小さな恋物語。 
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