ある、満月の夜のこと。
書庫で調べ物をしていたフェルシアのもとに、脱兎の如くベネットが駆け込んできた。
「フェルシア様、探したでやんすーッ!」
そのまま抱き付くと、ローブに顔を埋めて、くんくんと匂いを嗅ぐ。
「……どうしたの?」
ベネットはそれに答えず、切なげに腰を動かして、股を太腿に擦り付けた。
布越しに、そこが熱く湿っているのが、分かる。
フェルシアはそんな少女を突き飛ばすと、爪先で秘所を嬲った。
「ヒっ、ひぃっ!?」
「発情して、しまったの?……何とか言いなさい、この犬娘」
敏感な場所を踏みにじられて、痛みと快感に涙を滲ませたベネットは言った。
「そ、そうでやんす……。さっきから、我慢できなくって」
「……しょうがない子。いいわ、そこを……見せてごらんなさい」
ベネットは嬉しそうに尻尾を振ると、股を開いて腰布をずらし、生殖器をあらわにした。
「それだけでは、だめ。ちゃんと、拡げて」
くちゃ……と音がして、言われるままに割れ目がくつろげられる。
「……こんなに赤く、濡れてしまって。辛かったでしょう、ね」
ぴん、とフェルシアの指先が尖った肉芽を弾いた。
「ひ、ヒぃっ!?」
それだけでベネットは軽く達して、頭をのけぞらせる。

「……これで、おしまい」
「え……?あっしは、まだ……」
「……もっと、して欲しい?」
ベネットはぶんぶんと頭を振る。
「なら、雌犬らしく奉仕なさい」
フェルシアはローブを脱ぎ捨てると、ベネットの前で股間を覆う薄絹を下ろした。

女の香りを漂わせるそこに、吸い寄せられるようにベネットの顔が近づいていく。
ちろりと出した舌が柔らかい秘唇を這い、しっとりと濡れる谷底を舐めあげた。
ざらざらとした感触に、フェルシアの性器はたちまち潤み出す。
溢れる愛液を、ベネットは獣が水を飲むような音を立ててすすり、味わった。

「……舌遣い、上手いわね。ご褒美を……あげる」
そう言うと、フェルシアは頬を紅潮させて、下腹に力を込めた。
「飲んで」

ぷしゃ……あ……

健気に奉仕する口に、フェルシアが小便を排泄する。
ベネットは喉を鳴らして、熱い黄金水を飲み干していった。
「フェルシア様の……美味しいでやんす……」
耳を垂らして、うっとりと呟く獣娘の頭が撫でられる。
「……いい子。今度は、あなたも気持ち良くさせてあげる」
フェルシアは自分の割れ目をベネットと重ねると、淫らに腰を動かし始めた。
ねちゃねちゃと、卑猥な水音が股間から響く。
二人は愛液を止めどもなく垂れ流し、床に積まれた本を汚していった。
(もっと……!)
ベネットは本能が命じるまま、腰を揺さぶりあげてフェルシアにこすりつける。
固く勃起したクリトリスがこね合わされ、浅ましい声をあげさせた。
「ヒぃ、ひィっ!」
「……イきそうなのね、ベネット」
「あ……あっし、もう……」
フェルシアの息遣いも、切迫していた。白く透き通るような肌も、興奮に赤く染まっている。
「……いいわ。一緒に」
更に激しさを増した腰の動きに、二人の喘ぎ声が重なっていく。
やがて、びくん!と背筋をのけぞらせた魔術師と狼族の娘は、長い嬌声を上げながら果てた。
床に倒れこんだ二人は、荒い息を吐いて互いの躰を抱きしめた。
汗ばんだフェルシアの胸に、ベネットが甘えるように顔を埋める。
意外に大きい乳房を口に含むと、舌でころころと固くなった桜色の蕾を転がした。
「ひ……ッ!」
フェルシアが思わず漏らした声に、ベネットが目を輝かせる。
「あっしみたいな声を出して……さては、胸が弱いでやんすね?」
ベネットに乳首を噛まれ、ひねられたフェルシアは、あっという間に息も絶え絶えになった。
「……やめ、なさいっ」
「いやでやんすーっ」
「……なら」
フェルシアの指が、ベネットの尻尾の付け根に触れた。
「そっ、そこ……」
「……弱いのでしょう?」
そのまま尻谷を降りていった指が、後ろの穴に容赦なく突き込まれた。
「ヒぃ、ひぃィっ!?」
急所を責められたベネットの、泣いてよがる声が部屋の中に響く。

夜更けの書庫で、発情した二匹の雌は性欲の赴くまま、いつ果てるともなく絡み合った。

〜Fin

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